Sunday, January 22

カメラ修理

ドイツのツォルフェラインで落下させてしまい
ネジがカラカラと内部ではずれてしまったカメラ。

メーカーの修理保証期間がとっくに切れたクラシックもので、
これはもう諦めるしかないか・・と思っていたのだが、
ネットでいろいろ探してみたところ、
かつてメーカーで修理技師をされていた方が、
個人開業して、今でも修理受託している会社を発見した!

これは幸いと、実機を送ってみると、
速やかかつ無料で、診察と見積もりをしてくれて、
修理していただけることになった。

お忙しいと見えて、3ヶ月ほど後の納期だったが、
そんなに頻繁につかうものでもなく、
気長に待つことにした。

「2月にはなるかも」とのことだったが、
先程、半月も早々に、修理を終えたカメラが帰還した。

梱包をといて、
実に丁寧な仕事に感心してしまった。

カメラの専門知識があるわけではないが、
「北国からの配達です、カメラが結露しやすいので、
ビニールカバーのまま2〜3時間室温になれさせてほしい」旨のメモが封入されていたり、
症状の詳細を書かれた診断書兼請求書があったり、
また、
カメラの交換修理した後の部品が同梱されていたりと、
そうしたことから、
私は「プロ」の仕事を想像した。

外傷もできるかぎりの打ち出しが施してあり、
感動した。

本当にお願いしてよかった。

仕事を仕事然として、片付けてしまうのではなく、
何か、思い入れと言うか、趣味に近いが、厳粛な、
そんな気骨な仕事ぶりに触れることができた。

メールでのやりとりで、
この方とは、かなり接点が浅いのだが、
きっと同じように写真が好きで、
そうした気持ちを大切にしたい方なんだろうなぁと、
妄想を膨らませた。

個人開業ともあり、
だれに評価されたり、ボーナスが増えたり、
そうしたインセンティブも期待できない中で、
ものと向き合い、人の想いと向き合い、
そうしたことを大切にすることを息をすることと同じように自然に、
できるプロフェッショナルの仕事に、
遠い地から、ただただ、尊敬の眼差しをむけるのである。