Tuesday, January 31

大統領令を背景に・・

大統領令を背景に、多くの企業が反旗を翻す
声明を続々と発表している。

その一つがスターバックス。
以下は、
ハフィントンポストニュースから。


難民がアメリカに入国することを規制するトランプ大統領の大統領令に、大手コーヒーチェーンが対抗措置を打ち出した。スターバックスのハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)が1月29日、5年以内に世界各国で難民1万人を雇用する計画に取り組むと同社の公式サイトで発表した。
シュルツ氏は難民雇用の他にも、「メキシコとの間に“壁”ではなく“橋”を架ける」と記した上で、メキシコ人従業員やコーヒー農家への支援を拡大することも約束。トランプ氏が25日に署名した、アメリカとメキシコの国境沿いに壁を建設する大統領令を受けての判断とみられる。
スターバックスがサイト上で発表した対抗措置と、それぞれの取り組みに対するシュルツ氏の見解は以下の通り。
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1. DACA(※)への支援
スターバックスは、DACAプログラムによってアメリカ国内での滞在と雇用が認められた、若い男女を含めるアメリカの「夢追い人(Dreamers)」を支援する活動に積極的に取り組んでいます。
このプログラムによって雇用された約75万人の勤勉な従業員が、スターバックスのコミュニティと経営を支えてくれています。私たちは彼らをパートナーと呼び、彼らがアメリカンドリームを実現できるよう支援することを誇りに思っています。
※DACA(Deferred Action for Childhood Arrivals):不法滞在をしている若年層の移民に対して、2年間の合法的な滞在を認めるプログラム。オバマ前大統領が2012年に施行した。
2. 難民の雇用
スターバックスは、新しい人生を歩むチャンスと道筋を探している世界の若者たちを雇ってきたという長い歴史を持っています。
(中略)
国連によると、世界には6500万人以上の難民がいると認識されています。スターバックスは、事業を展開している世界の75カ国で、5年以内に1万人の難民を雇用する計画を立てています。
3. メキシコとの間に、「壁」ではなく「橋」を架ける
スターバックスは2002年にメキシコで事業を開始して以来、国内の60もの都市や町に約600のスターバックス店舗をオープンし、7000人以上のメキシコ人従業員を雇い、彼らは緑色のエプロンを誇らしげに着用しています。
(中略)
数千人もの従業員と何百万人もの顧客から支持を得て、スターバックスは100万本のコーヒーの木をメキシコ人家族らを支援するために寄付しました。2017年はさらに400万本のコーヒーの木を寄付するために支援活動を拡大します。
4. 従業員たちの医療保険加入へのコミットメント
最後に、アフォーダブル・ケア・アクト(※)についてすでにあなた方(スターバックスの従業員)にお知らせしたことを述べておきます。あなたが適格な給付対象者であるならば、あなたはスターバックス社を通していつでも医療保険に加入することができます。
※アフォーダブル・ケア・アクト:オバマ前政権によって改革された医療保険制度、通称オバマケア。トランプ大統領は20日、オバマケアの撤廃に向けた大統領令に署名した。
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また、シュルツ氏はメッセージで「私たちは前代未聞の時代を生きている」と述べた上で、トランプ政権の影響によってアメリカンドリームが疑問視されつつあると指摘。これまでとは異なる対策が必要であり、新しいテクノロジーを駆使してより頻繁に従業員らとコミュニケーションを取っていくと発表した。

これを読んで思ったのは、
国というコンセプトよりも実は
もうすでにグローバル企業というコンセプトの方が、
大きく、自由で、そして、力があるのではないかということ。

ウィキ情報によるとスターバックスの全世界の売上と従業員数は、
売上高 107億米ドル(2010年度) ≒1兆2,840億円(1ドル120円で計算)
従業員数 142,000人(全世界)/111,000人(米国)
ということになり、
この売上高は、ちょっとした小さめの国の国家予算規模である。
じつに14万人という雇用もインパクトが小さくはない。

ナイキも、こうした声明を発表しているようだし、
これらアメリカ発のグローバル企業の言動としては、印象深いものがある。

お知らせ

正しいと思うこと、やるべきこと、できることを淡々とやろう vs てめぇがろくすっぽ考えてねえのがいけねえんだよタヒね!
のマインドバトルが、今年すでに第256ラウンドに入りしましたのでお知らせします。

毎日一人相撲や・・!

Wired「イケてない「街の旗」は、ミニマルデザインでこう生まれ変わる」から

この記事を読んで、そもそも旗とはどんな目的のもとできて、
今、どういう意味をなすのかということが気になった。

旗の起源。

英語版ウィキには、戦争のときのまさに「旗印」が起源と書いてある。
(日本語版ウィキの旗の「歴史」項目はノーコンテンツ・・)
区別するための印から、さらに意味性がくわわって、
アイデンティティの象徴にまでなっていった過程を想像する。

しかし、旗を初めに作った人は偉い。

よくぞ、風ではためき360°どこからでも
識別できるような工夫を施したものだ・・。

今後、なんらかのモチーフを探すときの
ヒントにしておきたい要素。

旗が意味すること

旗のリデザインは、現在ちょっとした注目を集めている。ポッドキャスト「99% Invisible」のホスト兼創始者、ローマン・マーズのおかげだ。2010年以降、マーズはサンフランシスコの旗を改善する運動の先頭に立っている。彼の取り組みにより、「いい旗のデザインとは何か」ということに対する人々の意識が高まることになった。Column Fiveのプロジェクトもマーズにインスパイアされたものだ。
原則に基づいたデザインが常に勝つというわけではない。2016年の春、何年も続いた議論のあとに、ニュージーランドは現代的なデザインよりもブルー・エンサイン旗を維持することに決めた。新しい旗のほうが、よりケイの考える理想形に近かったにもかかわらずだ。
また1978年ころにできたLGBTコミュニティのレインボーフラッグは「2〜3色ルール」には従っていないが、強烈で覚えやすいシンボルであり、MoMAのデザインコレクションの永久収蔵品にも加えられている。最近では、Refugee Nationとデザイナーのヨラ・サイードは、オリンピックの難民選手団の旗をつくった(日本語版記事)。黒のストライプのついたオレンジの旗は、救命胴衣をイメージしたものだ。
この観点からすると、旗とは人々を代表するものだといえる。マジョリティであろうとそうでなかろうと、集まった人々が彼ら自身の声を見つけ、集結することで、新しい旗は生まれてくるのだろう。ケイの原理とColumn Fiveのデザイン例は、その指針として役に立つかもしれない。

NHKクローズアップ現代「怖い鬼は厳禁!?“ほめられ世代”どう叱る?」

褒められ世代の若者たちをどう動かすかについて。

青学陸上部 原監督の
鬼がいないのではなく、
鬼にする、
というのが面白い。

それはつまり任せるということ。
過度に口出ししない、あたまごなしに指示しない。

かといって、任せきりにもしない。

自分で設定した目標をチームで共有する。
さらに自分たちで、その目標設定を厳しすぎず、甘すぎずにするために議論する。
逃げ道をなくし、ひとりひとりが鬼の厳しさを持つようになる。



レビューで、
人を動かすにもやり方があるし、
メソッドがあるとほりえもんが言っていたけど、
そうなのかも。

試行錯誤の中、そういう手法を見出しているのが、
原監督はじめ、結果を出すことが、すごいのね。



人は、本当は自分で考えて自分で動きたい生き物だから、
その力を引き出してあげるということが大事ということ、
確かにその通り。自分自身だってそうだからなぁ。

そのことを常々思い出して、
後輩とか、先輩も含めて会社の人と
接することができれば、もっと建設的なチームになるのかもしれない。

とは言え、
今の会社、本当に元気な人、考えている人が少なくなってしまったって、
実感があるし、チームの同僚とはそういう話をしている。

それについての危機感は、毎日感じるし、
あと、これについては自分ひとりの力ではどうしようもないことがあって、
結局、「悩む」だけにどとまって、フラストレーションが溜まってしまう・・。

Friday, January 27

夫のちんぽが入らない - こだま

Amazonで話題になっていたので手にとって見た。

これはタイトル以上に、壮絶な半生の赤裸々暴露本であった・・・
笑えばいいのか、涙すればよいのか、
自分でも正直良くわからなかった。

一気に読み終え、いま会社のデスクに、
そのままにしている・・



何が正解か、よくわからない。
そんな風に思いながら、会社で仕事をしていることが多くなってしまった。

そんなすさんだ気もちに、すっと入ってくるような
物語・・実話であった。

狂うなら狂いきって、その先に何かあるかもしれないなと、
思ってみるのも手かなとおもった。

―とはいえ、
自分程度の酔狂なんて、著者からしたら、
ほろ酔いにもならないんだろうなぁと、思ってしまった。

Thursday, January 26

日本 - スウェーデン 国交樹立150周年

この間、日タイ130周年のロゴが良くて貼ったが、
日スウェーデン150周年も見つけた。

こちらも、おしゃれ&スマートな感じで、いい感じ!



スウェーデンも、タイも
100数十年と、なかなか長い国交。

両国とも王室があることが、国交樹立の橋渡しになったか。

Tuesday, January 24

MUJI BGM 17 Ireland



Mujiって、ちょっとしたら無機質な印象を受けかねないけど、
こうして、音も合わせて店舗デザインすることで、
ぬくもり方向へうまく演出できているなぁと、思った。

Monday, January 23

夜行 - 森見 登美彦

森見登美彦さんの作品は、
「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」などが
大変好物で、

今回の作品もこれらにテイストが似ていながらも、
ミステリー小説であり、
森見さんの新しい境地を垣間見てしまった感があった。

とてもおもしろかった。



日本の文化が育ててきた、怪談や異界の要素
「神隠し」や「百物語」や「四十九」をまぶしながら、
夜行と曙光を横断する、大変センスの良いシナリオとなっている。

さまざまな暗喩をもう一度探そうと、
ついつい二度読んでしまった。

コンビニ人間 - 村田 沙耶香

森見登美彦を読んでいたら、
読後のページでAmazonが激烈におすすめしてきたから、
読んでみた。



さすが芥川賞受賞作品ということもあり、
現代社会をアイロニーに描き出しているところが、
たまらなく面白かった。

人材という商品を
消費する社会のなかに安住を見つける
主人公。

彼女がこの日本にはたくさんいるんだろうなぁって、
複雑な気持ちになる。

行動デザインの教科書 - 博報堂行動デザイン研究所

隣の隣の局で推薦図書になっていたので、
気になって読んでみたが、
すこぶる奮わなかった・・



結局、これまでのマーケティング手法をなぞらえているだけで、
新しい情報は、出てこず。

書を捨て、
野に出よう。
と、思わせてくれる本2017 認定。

ビジネスモデルの教科書 - 大前 研一

読んだ。

思考実験、面白かった。

知っている会社ばかり出てきて、
かつ、現在直面しているであろう課題をもとに分析しているので、
思考の練習になるとともに、

注目企業の状況/今後の課題点を知ることができるのが魅力。

日・タイ修好130周年



かわいらしい秀逸なデザイン

同じアジアの国であり、自国の文字で独自の憲法を書き、
歴史的に仏教国であり、主食として米を食す。

でも、どこか対照的で、
そこも惹かれあう存在として、

修好は、すでに130周年。

Sunday, January 22

サイコパス - 中野 信子

後輩にすすめられて読んだ。

サイコパスは人口の約1%ほどいると言われる
共感性が乏しく、衝動的で、自己利益を追求する人のことであり、
著書の中では、多くの既往研究を用い、

その特徴や事例、
原因等詳細に言及している。

中でも面白かったのは、
サイコパスは遺伝やその後の発育環境が原因とされている中で、
ムラ社会が重視されにくい(食物が豊富にあり人の協働が比較的重視されない社会)では、
サイコパス的存在が、比較的多く存在しがち、あるいは、モテる傾向にあるという分析。

社会が発達する前は、サイコパス的人は、
多く存在したが、
次第に、人類が、社会的動物になっていくにつれて、
淘汰されていったと考えるのが自然らしい。



何人か歴史を変えた有名人も、
サイコパスの疑いあり?!と登場していただけれど、
今でも変革が求められることがあり、
そのせいで、サイコパスは存在するんだ、
という、見解も面白かった。

たしかに、アフリカで生まれ、
その過酷な地に安住するのではなく、
氷河を恐れずヨーロッパへ、
山を超え、アジアへ、
そしてさらに西へアメリカ大陸へ、
こうした人類のグレートジャーニーを牽引したのは、
他でもないサイコパスだったのかもしれない。



サイコパスは平時には悪だが、
非常時にはヒーローになりうるという、
客観的視点を常に持つべきという考え方を改めて知り、

時代が人をつくるという
ビートたけしの言葉を思い出してみる。

カメラ修理

ドイツのツォルフェラインで落下させてしまい
ネジがカラカラと内部ではずれてしまったカメラ。

メーカーの修理保証期間がとっくに切れたクラシックもので、
これはもう諦めるしかないか・・と思っていたのだが、
ネットでいろいろ探してみたところ、
かつてメーカーで修理技師をされていた方が、
個人開業して、今でも修理受託している会社を発見した!

これは幸いと、実機を送ってみると、
速やかかつ無料で、診察と見積もりをしてくれて、
修理していただけることになった。

お忙しいと見えて、3ヶ月ほど後の納期だったが、
そんなに頻繁につかうものでもなく、
気長に待つことにした。

「2月にはなるかも」とのことだったが、
先程、半月も早々に、修理を終えたカメラが帰還した。

梱包をといて、
実に丁寧な仕事に感心してしまった。

カメラの専門知識があるわけではないが、
「北国からの配達です、カメラが結露しやすいので、
ビニールカバーのまま2〜3時間室温になれさせてほしい」旨のメモが封入されていたり、
症状の詳細を書かれた診断書兼請求書があったり、
また、
カメラの交換修理した後の部品が同梱されていたりと、
そうしたことから、
私は「プロ」の仕事を想像した。

外傷もできるかぎりの打ち出しが施してあり、
感動した。

本当にお願いしてよかった。

仕事を仕事然として、片付けてしまうのではなく、
何か、思い入れと言うか、趣味に近いが、厳粛な、
そんな気骨な仕事ぶりに触れることができた。

メールでのやりとりで、
この方とは、かなり接点が浅いのだが、
きっと同じように写真が好きで、
そうした気持ちを大切にしたい方なんだろうなぁと、
妄想を膨らませた。

個人開業ともあり、
だれに評価されたり、ボーナスが増えたり、
そうしたインセンティブも期待できない中で、
ものと向き合い、人の想いと向き合い、
そうしたことを大切にすることを息をすることと同じように自然に、
できるプロフェッショナルの仕事に、
遠い地から、ただただ、尊敬の眼差しをむけるのである。

Sunday, January 15

この世界の片隅に - こうの史代

しのびよる戦争の影を、ひとりの女性の日常の
慎ましい生活を、丁寧に描くことで、表現した作品。

われわれがあたりまえに毎日行っているような
普通の暮らしが、
じわりじわりと、うしなわれていくさまは、
とてもつらい。

70年以上もたって、
戦争の暮らしの解像度が
ちょっとずつ落ちていきがちの中で、
現代人に対して、
そこにごく普通の生活があったんだという真実を
あらためて教えてくれる作品と思う。

どんなときでも、描かれる
暮らしに確かにあった笑顔が、
戦争とのコントラストで、さらに眩しいものに感じる。

Saturday, January 14

世界は「テラスハウス」をこう観る──Netflix Japanが語る「日本オリジナル」の国際競争力 - Wired

では、海外では「テラスハウス」はどう受け止められたのだろうか? いくつかのメディアのレヴューを見てみよう。
まずは、『WIRED』US版だ。筆者のデイヴィー・アルバは、番組のクオリティに関しては「Terrible」(ひどい)と手厳しい。「古くさいジェンダーのステレオタイプが満載」とも言う。けれども、だからこそ「つい見てしまう」のだと彼は語る。まるで体に悪いジャンクフードのようだと思いながらもついやめられなくなってしまうひとつの要因を、恋愛をめぐるやりとりに現れる、ちょっとした文化の差異だったりすると分析する。筆者は、Netflixをはじめとする「未来のテレビ」は、「世界が勝手に向こうからやってくる」と評している。つまりいながらにして、これまでのテレビには映し出されることのなかった、リアルな世界を垣間見ることができるのだ。
そうした魅力を、『The Verge』はさらに好意的に語っている。筆者のダミ・リーは、英国のリアリティクッキングショー「The Great British Baking Show」を引き合いに出しながら、こうした「日常性」の描出から得られる感興を「旅をしているようだ」と語る。
「『テラスハウス』は、『The Great British Baking Show』同様、アメリカのリアリティショーに見られるような足の引っ張り合いやなじり合いがない。(中略)これほど“リアリティ”の部分をとらえたリアリティショーは見たことがない。住人たちはパーティも行うけれど、その前には食料品を買いに出かける。パーティのあとには食器を洗ったりもする」
まるで旅先で地元の家庭に呼ばれたときのような面白さが、これらの番組の面白さ、ということなのだろう。
米国のメディアは、「テラスハウス」をその内容やクオリティよりも、米国のそれとは異なるリアリティショーとしての「文法」の違いや、そこを通して垣間見える「文化の違い」を魅力と感じている。わめき合いや罵り合いといった派手なシーンの代わりに描かれる、買い物や食器洗い、洗濯といった何気ない描写のなかに、彼らは「新しい世界」を見ているのである。
こうした海外の反応は、Netflix Japanにしてみれば狙い通りだったといえる。

Wednesday, January 11

大人の迷子たち - 岩崎 俊一

コピーライター岩崎さんの本読んだ。

岩崎 俊一(いわさき しゅんいち、1947年7月7日 - 2014年12月20日)は日本のコピーライター。


コピーライターともあり、言葉づかいがとても丁寧な本であった。

中でも、
第四十三話「本当のことは、ぜんぶつながっている。」が
心に残った。

岩崎さんはこの中で、コピーは作るものではなく、探していた。と言い、
小川洋子著「博士の愛した数式」や釈迦の言葉にも
同様の内容が出てくることを、発見していた。

この”本当のこと”の連鎖に1つ追加をさせて頂くとすれば、
以前テレビ番組で益子焼の大家が語っていた言葉であろう。

作品作りの想いを語るシーンで
「作られたというよりも、生まれてきた、という作品を作りたいですね」と。


日本のコピーライターを代表する岩崎さんの丁寧に語られる
些細な日常や赤裸々な一人の人としての生い立ちの話と、
摂理への眼差しが、ふと触れ合うように感じられた。

Tuesday, January 10

ストックホルムの密使 - 佐々木 譲

NHK終戦スペシャルドラマ『百合子さんの絵本/陸軍武官小野寺夫婦の戦争』の
できがおそろしく良くて、関連書籍を読んでみようと手に取った。

NHK©

ちなみにNHKのこちらの番組については、

史実に則した物語を、
香川照之&薬師丸ひろ子のベテランが、実に見事に形にしていた。

実は先般あらためて「失敗の本質」を読み、
戦いにいかに負けていくかについて、追想していたタイミングだったので、
この物語が描き出した大戦における情報線的側面での敗北は
心に刺さるものがあった。



書籍の方はというと、
冒険活劇的要素を加え、欧州~ソ連~日本にかけて
繰り広げられる密使攻略作戦が中心に描かれる。

この点は、著者の創作ではあるものの、
史実を拡大解釈した上での内容ということが最後に語られ、
想像力を掻き立てられる内容となっている。

全体をとおして、特に印象に残ったのは、
「どんな情報も、受けとる側に受けとるための感受性と認識がなければ、ただの雑音にしか聞こえません。~以下略」
という物語に登場する陸軍書記官が最後に語る言葉である。

このセリフこそが、本書が見出した
「なぜ、あの日ストックホルムからの情報は軍上層部まで届かず、吟味されなかったか」の答えの
核心かと思った。

軍上層の会議風景が何度も登場するが、
空気が支配するあ・うんで、なんとなく結論が決まっていく
日本独特のスタイル・・は、
そこに仔細に描かれないが確かに存在する
現場の数千数百万という命の重みと対比して、
あまりに不釣り合いであり、71年も前のこととはいえ、憤りを覚えずにはいられなかった。

当時の日本の暗号はそのほとんどが
解読されいたという。

そして、欧米各国(アメリカ・イギリスを中心として)の旧連合国側には
いまも研究用としてその解読文がきちんと保管されている。

ちなみに日本はというと、ポツダム宣言受諾後、
軍部解散を前に証拠隠滅を図るため、焼却処分をしてしまって、
戦争に関する重要な情報の一部は、もうすでにこの世にはないらしい・・

情報軽視。

戦争がなぜ、はじまり、
なぜ負けたのか、ということは
さまざまな側面で議論されつくされるべきことと思うが、

少なくとも情報の重要性に早くから気づいた者が、優位に立つ
20世紀中頃にして、早くも、情報優位性が問われていたに
違いはない。


大戦の話を読んでいて、
ふとまちなかに出ると不思議な感覚になる。

さまざまな国籍の外国人旅行者が東京を観光している様子や、
多くの人が少なくとも文化的な生活をしていることなどが
眩しく映る。

平和はかなったんだと、
少しは維持されているんだと、
なぜか、しみじみ思ってしまう。

Tuesday, January 3

考えない人

いつもの正月は夜遅くに寝て、
昼過ぎに起きる、まさに寝正月なわけだが、
今年は、ちょっとリズムがいい。

だいたい0時過ぎには眠くなって、
朝9時ころには起きている。

やっぱり太陽と一緒に行動をしていると
身体の調子が特に良くて、新年早々快い!

本当はぐーたらしても良いんだけど、
身体の調子に楽に合わせているだけで、
シャキッとするなんて、なんていいことなんだ。

人は本当に楽をしたい生き物だなぁと、
思った。

***

正月といえば、
新年一年間の運勢を占う「占い」や、
その運試しの「ふくびき」「ふくびき」「宝くじ」など、
世の中では定番になっている催しがある。

今年も、例えば、
初売りから「ふくびき」に長蛇の列ができたり、
年末ジャンボだけではなく、新年からの宝くじの発売や、
マツコの番組なんかで占いを特集するように、
相変わらずの占いっぷりである。

そのいずれも、よーく考えてみれば、
ある種”考える事”を上手に放棄させている
商売の常套だなと気づくに至った。

人っていうのはつくづく考えることが面倒で、
なんでも人に決めてもらいたい生き物だと思う。

ちなみに、占いというのは、
(信じてしまうための)科学的根拠があって、
それを、
バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、
誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象。
というらしい。

実はと言うと、マツコの番組で占いを見て、
そういえば「科学的根拠」ってあるもんかな?とおもって調べてみたら、
信じられない方の科学的根拠が出てきて、苦笑いした・・笑

2017年、新年早々運試しもいいが、
あまり人頼みにしないで、
自分自身の考えで、いい一年を迎え、過ごしたいものだ。

Sunday, January 1

2017年

あけおめで、新年早々、スターウォーズ観てきた。
ローグワン。
おもしろかった!!
今年もがんばろう〜