Thursday, January 29

2014年夏休み 四国・九州への旅:ポンプ守りバーテンダーの球磨焼酎&ギョロ目車輪ちゃんの人吉

SL人吉の終点、人吉町は球磨川の清水と米で作られた球磨焼酎で有名。
町並みもオールドな感じで味わい深い。


商店街のお店。
オレンジの看板・・ではなく錆び。
腹巻きみたいな看板からチラリとのぞく木造屋根もしぶいな。


ホテルのおじさんが教えてくれたマストイートなお店「上村うなぎ屋」。
創業100年ということは、明治時代からか。
こじんまりとしたおみせだなぁという印象だけど、なめちゃいけない。
奥行きが半端無い。まさにウナギの寝床。

ここ行ったら見て欲しいんだけど、
うなぎの寝床すぎて、まぁ店内が狭いんだわ。
で、昼時の混雑をさばくのに店員さんがうようよ。かわいそうなほど身動きとれてないよね。
とくにレジのところ。

レジっていうか、番台(?)って言いたいくらい味があるレジなんだけど、
そこもチェックしてほしい感じ。
ごちゃーってしてるのが、うなぎの煙でいぶされちゃって、
一瞥では味わい尽くせない印象力強いよ。


うな丼、おいしかった。
祝日のお昼時ともあってかなり混んでて、結構並んだ。

駐車場隔てたおとなりに、同じようなうなぎやさんがあって、
そちらもかなり古い。そちらは「しらいし」

ホテルの人曰く、「こってり系なら上村、あっさりならしらいしかな。
はじめてなら、上村かなぁ。私は上村派です」とのこと。

よりによってまたなんでこんなに小さな町で、
隣どおしになってしまったか・・。

ホテルへ。
本日のお宿は、「山花水 あゆの里」。


ホテルのロビーにあったやつ。


なんやろ、これは・・。


ロビーの、一部。とても広々として気持ちがいい。
右奥に足湯がある。


部屋からの眺め。

高い建物が無いので、5階から(あんまり高くない)の眺めだけど、
遠くまで見渡せた。熊本の山々が山水画みたいで、これまた美しいね〜!

また、この洗面台の作りが豪勢でお気に入り。

こちらのホテル、部屋だけじゃなくて、温泉の露天風呂もすごく良かった。
球磨川の流れを眺めながらの温泉は、また格別。

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でも、ホテルの魅力はそれだけじゃなくて、夜のバーがかなり良かった。

人吉はお店が閉まるのが早くて、20時くらいにはすっかり町も暗くなってしまう。
なんとなく飲みたい気持ちになったので、ホテルのバーへ。

ナイスミドルなご老人マスターとヤングな若手で、その日は営業してて、
若手くんのほうがマジックをロビーで宿泊客に披露してた。
(バーにくるお客さんを喜ばせたくて練習してたら上達してしまったとのことで、
 いまではホテルの定期イベントになってる!!ステキじゃんね。)

さてバーの方はというと、背面がお酒の棚になっていて、名産球磨焼酎がずらりと並んでいる。
物欲しそうに見ていると、マスターが「試してみる!?」っていう感じで、
球磨焼酎指南をしてくれた。

「初めてならまずはこれ。次にこれ。
 ちょっと変化球でこれ。飲める?
 水割りならこれ。
 ボクの晩酌はこれ。
 実は、ハイボールもおいしくて、それならこれ」
といった具合に、注文もしてないのに、相当な量&種類をお試しで飲ませてもらってしまった!!
ありがたい涙。

「しろ、とか、くろとかあるでしょ、あれはね麹がちがうの。
 麹が白ければしろ、黒いとくろだよ。飲み比べてみる?」
マスターの焼酎指南、とても楽しかった!

中でも「鳥飼(とりかい)のハイボール」!あれは最高だった!!
お気に入りが見つかって嬉しい。

このマスター普段は、ボランティアで球磨川が
氾濫したら貯水する池のポンプのメンテナンスもしてるらしい。
人吉でずーっと生きてて、それで町や町の文化が大すきなんだなぁと思った。

人吉やお酒の話題でずっと笑顔だったのがとても印象的。

それでバーを出る時、
「そんなに興味あるなら、酒蔵いってみなよ!楽しいよ!」
とのアドバイスもいただき、翌日はホテルから一番近い酒造へ。


ホテルの目の前が球磨川、これをわたって、すぐにめざす酒蔵だ。
雲行きが怪しげ。。


繊月という球磨焼酎を作っているところ。
見学無料。(アポなしOK)。試飲も無料!

受付(というか事務員さん)に「見学したいんですけど」って伝えると、
「はいはい、じゃ、入り口で待っててね。担当の人くるから」って、すごく慣れてた笑。

ちょっとしたら、なんだかいかちい感じのおじさん登場。
剃りこみはいってたし・・もう身体中からただよって、
隠しきれてない「昔ちょっとワルしてまして。テヘヘ」に
若干びびりながら、説明をうかがう。

話してみると、真面目そうで、いい人だった!ほっ。

工場内は写真撮影NG。残念〜。


宇梶剛士さんがイメージキャラクターとのことで、
このフレッシュできたて!&ワイルド感たっぷりのポスターが最新版だとか。
4年分のサインがあって、うまくハマったんだな、と思った・・。

ちなみに宇梶剛士さんも、「昔テヘヘ系」である。
類友・・!


酒蔵にあった怪しげな置物・・
そういえばホテルにもあった・・なにこれ。
結局なんだったんだろう。
バッタっぽいのに、なぜか車輪ついてるし。

ギョロ目車輪。

試飲ガバガバ飲んでいるとなんと雨が。
実は台風が列島を直撃!?のタイミングの旅行。
ここまで曇りがちで、ぎりぎり傘がなくても間に合ってたんだけど、
さすがに土砂降りでは耐えられん!と、繊月オリジナル折りたたみ傘を買うことに。

また、ずいぶんと売れてなかったのか、シール剥がしたところがべたべたしちゃってた!
でもステキな思い出!!

繊月印の折りたたみ傘、緊急用で今も活躍中。
(宇梶さんの顔もロゴの隣に入れて欲しいところだった、
 そこは大人の事情でだめなんだろう)

その後、昔、幽霊が出たと噂のお寺へ。


幽霊が出たのは境内の裏の池・・
しっとりとしてて昼間でもかなり怖い。


あー、これは出たね。
そんな感じするよ〜おーこわ。
でも蓮の花と葉がきれいな立派な池ではあった。

酒を飲んだら麺だ!ということで、
焦がし醤油ラーメン発祥の店へ!
なんと全国で初めてここが焦がし醤油ラーメンをつくったのだとか。
なので、いま日本各地で焦がされているラーメンたちは、
ここの直弟子だったり、そのまた弟子だったりするらしい。

ちなみにこれもホテルのおじさん情報。
地元のことは、地元の人に聞くに越したことはない!!


「ラーメン好来(はおらい)」のラーメン。メニューこれだけ。
めちゃボリューム半端無い感じで、絶対2人前はあった。
お会計の時600円て聞いて、またこのやすさに驚いたな。おすすめ。

お店はおじさんとおばさんと、あと弟子なのか若い男性がいたけど、
こだわりの店なのにがんこって感じじゃなくて、とても人当たりよく好印象!

おいしい、やすい、やさしいで100点満点!

鹿児島への電車のために人吉駅へ。
人吉駅前には、汽車弁当なるまたシズルたっぷりなお店があって、
駅弁を販売している。

休みの日なんかは、ホームまでおじさんが弁当をハコにいれて肩から下げて売ってくれるらしい。
そしてそれが人吉を代表する風景みたいで、無形文化遺産といったところ。


汽車弁当の外観。お店は右の色が違うところ。
なぜこんなにも大きい建物なのか・・工場とセットなのかも。


何種類かあって、
この鮎すしと栗めしがとくにおいしそう!!


旅情をかきたてようと、栗めし弁当かいました。
ラーメンだけじゃしまらないところが、デブ要注意の旅。

おばちゃまの、「どっちもおいしいよ」攻撃は、回避できただけ優秀。
それで、まだ出発まで時間があったので、駅前のおみやげ屋さんへ。


いるよこいつ。なんなの。


キユーピーもこの目玉車輪モードだしね。


駅のホームにも繋がれてた。犬、なのかな・・笑。

気になりすぎて、そのつぶらな瞳と車輪が気になりすぎて、
・・・買ってしまったよね。こいつの小さなストラップ。

ようやくそこに説明書きがあって、
名前は「キジ馬(雉子車)」。
「九州地方の玩具で、屋外で牽引して遊ぶ」らしい。

牽引してコロコロついてくるところを想像すると可愛すぎるね。
もう何度も見せられて、惚れたね。
目がずるいよね、キジ馬。
すっかりファンだよ。
やっぱりフリークエンシー効果はあるわ。

と、最後に実感させられた人吉町であった。

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全行程、旅の帰り道、
クルマで鹿児島空港へ向かう途中、霧島によったんだけど、
霧島市の鹿児島神宮に参拝してみたら・・、

いたね!

しかも4つ足!
やばいよ、鹿児島版キジ馬、四輪駆動じゃんね!
4WD感はんぱなくあるし、笑顔だし。


すげぇかわいい!!
あーた、くまモンに負けないくらい、いい感じでゆるキャラだよ!!
ありがとう!!キジ馬!!