Tuesday, November 27

バックミンスター・フラー「宇宙船地球号」

ようやくバックミンスター・フラーの
宇宙船地球号を読みだした。
これは学生のうちに読んでおけばよかった。

社会の成り立ちについて、多方面から分析がされていて、面白い。
この人、建築家じゃなくて、ジェネラリスト。
レオナルド・ダ・ビンチのよう。

以下、気になった文言を引用。

あまりにもしばしば気づきもせず、自分たちのなかから湧き出てくる独創性を幼い頃からつぶしてきたから、私たちは、習慣的に、自分たちの可能性について、あえて肯定的に考えることができなくなっている。自分の偏狭な近視眼的専門分野だけに終始して、私たちに共通したジレンマの解決なんか他人にまかせ、もっぱら政治家にまかせたほうが社会的にも簡単だと考えだす。 
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人間の根源的な衝動のひとつは、理解し、理解されることだ。ほかのすべての生物は、きわめて専門分化した働きに向くようにデザインされている。人間は、自分たちが生きるこのローカル宇宙の出来事の、包括的な理解者、調整者として、ユニークに見える。もしも自然全体の枠組みのなかで、人間が専門家(スペシャリスト)であることを求められているのなら、自然は目ひとつ、それに顕微鏡でもくっつけて、人間を作ったにちがいない。 
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人類は知識をじゃまする、  
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超物質的(メタフィジカル)な知性としてのアインシュタインが、物質宇宙の方程式、E=MC^2を書いてそれを理解したとき、エイブラハム・リンカーンの「権威は腕力に勝つ」という考えが実現された。つまり、超物質的なものが物質的なものを計量し、支配したのだ。

まだ前半読んだだけ。
後半戦が楽しみ。