Thursday, May 31

Cultural Order


文化とは繊細なものだな、
とこの写真をみて
つくづく思った。

この記事は日本語で書いてるから、
多分、日本文化に慣れ親しんだ人に、
ご理解いただけると思うから
大丈夫かな。

これは、なんだろ?カツ丼かな?
と、ぱっと見でも
ちょっと素直に受け入れられない
感じ。
それがすごい。
文化って絶妙なバランスで出来てると思う。

詳しくみてみると、きになることで暇がない。
 ―お箸の置き方(本当なら、お盆の上に、揃えて、横向き)
 ―れんげ(このメニューだとお箸があるからいらない)
 ―カツの盛りつけ方(普通はごはんが隠れる)
 ―すり棒(もうちょっと太くないと)
 ―ごま(こんなに必要か?)
 ―品数(定食だったらもう2品ほしい)
 ―黒ごまこぼれてる
などなど。

そういえば、昔キル・ビルの監督が、
「私はあえて、西洋人が観たい日本のイメージ
 を形にした。
 だから、日本人が見たらこれはちがう
 って言うだろう」なんてこと言ってた。

確かに、映画に出てくる日本文化のイメージは
どこか違和感があって、
たとえば、建物の屋根の反り具合が
明らかに度を越している。
中国のそれと言われれば納得するけど。

日本文化って西洋から見れば、
東洋の中の一つだから、
ざっくり東洋ぽかったら、なんとなく伝わる。
だから屋根の反り具合なんて関係なくて、
反ってるかどうなのか、
ONかOFFかが問題になるんだろう。

こんな繊細な文化って、
やっぱり育ったり、暮らしたり、
ふかーくふかーく関わらないと、
身に付かないんだろうな。

文化の感覚を持っていることって、
結構貴重なものだ。
身に着けていることで、
何か役立てられることはないのだろうか。