Tuesday, February 24

匂いの記憶

ふと、通いなれた小さな交差点で、懐かしいにおいがすると思ったら、
それはそれは満開の沈丁花だった。

春の沈丁花と秋の金木犀は、ざわざわをどうも掻き立てる。
ほんの24回しか、季節を経験していないのに、
どうして、こんなに気持ちが揺れるのだろう。
夏の喧騒と、冬の静寂の前のほんの小休止を体感する。

常緑低木の沈丁花だが、そういえばコーヒーの木も常緑低木だような。
コーヒーの花は、ジャスミンの香りだって、どこかの説明にあったような。
東京の沈丁花と同じように、産地ではコーヒーの花が人に季節を知らせるのだろうか。